久家 洋子(くげ ようこ)
高鍋町生まれ。38年前に結婚し、川南町に移り住む。結婚後に農業を始め、96年に観光農園「久家農園」を開設。2001年から農家レストランを始める。水曜日が休み。利用希望者は予約が必要。
九州のムラたび応援団の活動
久家 洋子(くげ ようこ)
高鍋町生まれ。38年前に結婚し、川南町に移り住む。結婚後に農業を始め、96年に観光農園「久家農園」を開設。2001年から農家レストランを始める。水曜日が休み。利用希望者は予約が必要。
「農業って、贅沢ですよね。その贅沢さをたくさんの人に伝えていきたいのです」
久家洋子さんは、自分で開拓したみかん山を中心に、二十五年以上も農業体験を実施されている笑顔の元気な女性。旬を伝えたいと、ハウス野菜ではなく、旬の露地野菜にこだわった畑体験、自然景観や季節を利用したイベントを企画し、実践されてこられた。継続は力。今では年間に、のべ2000人を越える人々が、足繁く訪れる農園として注目されている。久家農園はとにかく自然。ありのままをありのままのメニューで楽しめる農園。
明るく闊達な久家洋子さんにもご苦労はあった。ご主人がサラリーマン。畜産農家から嫁いできた洋子さんが農業を本格的にはじめたのは、30歳のころ。今から30年ほど前のことである。田、畑、山を入手し、一人で農業を始めた。当時は女性が農業を始めることは異例で、順風満帆とはいえなかった。しかし、そんなことにひるむ洋子さんではなかった。まずはカボチャに挑戦した。
「初めは分からないことばかり。誰かに教えてもらおうと思っても、教えて貰えない。困ってしまい、それなら自分で研究会を立ち上げてしまおうと、とうとうJA女性部を立ち上げてしまいました」
土をなめたりしながら、土壌についても勉強した。嬉しかったのは、自分のカボチャが男性陣に混ざって表彰されたこと。女性でも頑張って農業をしていると認めてもらえたとき、自信になったという。今でも研究会は存続し、熱心に活動している。
地域の農家とグリーンツーリズム会を結成し、川南産の安心な野菜や惣菜を宮崎市内の山形屋にて毎週水・金曜日に販売してきた。もう10年になる。消費者の方々に旬の食材の食べ方や育て方をはなすこともでき、そんな交流をたのしむ洋子さんのファンも増え、川南の農園に訪れる人も増えてきた。
「ここで食事ができたら最高ですね」という参加者の言葉がきっかけになり、予約で食事もはじめた。ヤギたちに囲まれた庭先で食べる田舎料理。洋子さんの実家のハーブ牛と、採れたて野菜のバーベキューに、旬の小鉢や煮物の数々。ごはんも自家栽培米。デザートは、旬のおだんご類。飾り気のない農家の庭先に、ゆったりと流れる時間。すぐそばにお客様からもらったというスケッチ帳がさりげなく置いてあった。開くと、メッセージが描いてあった。
「タンポポのように久家さんの思いをたくさんの仲間に伝えて下さい」と。
そういえば久家洋子さんは、タンポポの綿毛のような人だ。ふわふわしていて、柔らかいまなざし。一緒にいると「ほっ」とする。しかし、どんな逆境でも、すくすくと芽を出し、元気な花を咲かせるタンポポ。
その柔らかな綿毛の先には、多くの夢、希望、愛という種が結ばれていて、大空に舞い、遠くに飛んでいく。
みかん園
山を開いてみかん園にした。ミカンの花まつりや収穫祭など、みかん山に因んだイベントがたくさん催される。上の方からの眺望は最高。日向灘、遠くシーガイアリゾートも見える。自宅からみかん園までの道は、通称アジサイロード。シャクナゲも植栽されていて、毎年、少しづつ植樹されている。
みかん狩り:大人200円 こども100円 持ち帰り1kg150円
農家レストラン
自家製の野菜やハーブ牛を使った料理は、1人前2,000円で、完全予約制。飼料にハーブを使ったハーブ牛は、洋子さんの実家「藤原牧場」(高鍋町)で養われている。昨年、農林水産大臣賞を受賞した牛肉は臭みがなく、旨味が高い高級牛。自家製の減農薬の野菜や、自然薯など地元の素材でつくった小鉢がたくさんついた「おまかせ膳」。農家に親戚ができたかのような気楽で温かな雰囲気が嬉しい。
農園ではヤギやニワトリものんびり暮らす。そのほか、犬や七面鳥、宮崎地鶏などが養われている。
自家栽培の椎茸の菌床から小さな椎茸がニョキニョキと顔を出している。
久家農園 |
実践者詳細ページへ |
|---|---|
| 〒889-1301 宮崎県児湯郡川南2043-16 TEL:0983-27-5543 FAX:0983-27-1608 |
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春・・・キャベツなど春野菜の収穫、みかんの花祭り
夏・・・ナス、ゴーヤなど夏野菜の収穫、ホタル鑑賞会、あじさい祭り
秋・冬・・・みかん、ブロッコリー、大根など冬野菜の収穫、みかん収穫祭、餅つき体験
年間・・・餅つき、団子作りなどの加工体験・料理体験
◆1名あたりの体験料金
食事2000円、農業体験1日1000円、加工体験1000円
◆体験にかかるおよその所要時間 1.5時間~1日
◆受け入れ可能人数 農業体験は1名~30名
└ネットワーク【鹿児島県南さつま市】
└農家レストラン【宮崎県川南町】
└体験プログラム【長崎県松浦市】
└農林水産物直売所【福岡県福岡市】
└民泊体験【長崎県長崎市】
└農家民泊【大分県宇佐市】
└農家民宿【佐賀県佐賀市】
└農家レストラン【熊本県人吉市】


